畳縁と真田紐を倉敷児島唐琴から

2018年5月9日~5月16日

髙田織物は畳縁、坂本織物は真田紐という細幅織物を製造しています。畳縁は大正10年頃から、真田紐は江戸時代から児島地区で製造され、次世代につなげていけるよう伝統を守りながらも革新に挑戦しています。

現在は、畳縁、真田紐も本来の用途以外に、ハンドメイドの材料や加工製品の材料としても利用されています。

この2社が一緒に、倉敷児島唐琴の細幅織物の魅力を伝えます。畳縁で作ったリボンやポーチ、真田紐を使った装飾品などを展示販売致します。 


畳縁とは 畳の長手方向につけられた布の事です。 畳表の角の摩耗を防ぐため、また畳を敷き合わせる際にできやすい隙間を「しめる」などの役割があります。畳縁は、模様や色によって身分等を表す時代もありましたが、今では自由に選ぶことができます。素材も、綿糸や麻糸を蝋(ロウ)引きしブラシで磨き上げられた黒色または茶色の糸が使用されていましたが、 現在では化学繊維で織られたものが主流となり色数も豊富になりました。現在の畳縁は、ポリエチレン糸、ポリプロピレン糸、ポリエステル糸、艶付け綿糸を組み合せて使用した世界に類の無い貴重な織物です。

【高田織物】 

1921年、艶付け綿糸を使用した無地縁の製法が児島唐琴地区に入った事で、畳縁の製造が始まりました。

1962年、高田織物は、ジャガード織機で綿の無地にポリエチレン糸で柄出しをした紋縁の製造に成功し、 その後、畳縁は無地縁から紋縁へと大きく変わり、同時に素材も綿から合成繊維へと大きく変わりました。 機械、織機は新しくなったが、織りにこだわる精神は受け継がれ、伝統を守りながらも新しい畳縁を生み出しています。


 真田紐とは 縦糸と横糸を使った織物の紐です。世界で最も細い織物と言われることもあります。 素材は主に木綿や絹が使われいます。

非常に伸びにくく丈夫なので、重いものをつったり、しっかりと物を縛ることに使われます。古くは甲冑を身につける時や刀の下げ緒に使われいました。また、数多くの柄があり、現代の生活で使用するにも取り入れやすくなっています。

【坂本織物】

児島の土地は古くから、綿花の栽培が盛んでした。その綿花を使って真田紐はつくられていました。 

その歴史は「せんいのまち児島」として受け継がれています。 坂本織物 の真田紐は、唐琴に古くから伝わる力織機を使い、唐琴で製造されています。上質な糸を用いて丁寧に縦糸と横糸で織った真田紐は、豊富な柄や色、艶、風合いとも、独特で美しく、そして丈夫といった他の紐にない特徴があります。大切な作品を納めるための装飾紐、大切な方への贈答品を包むための真田紐、あるいは大切な人との絆をつなぐための真田紐。 一織りずつ丁寧に仕上げています。

【会期】

2018年5月9日(水)~5月16日(水) 

10:00~18:00(最終日16:00)会期中無休 

日本郷土玩具館「プラスワンギャラリー」